CAと結婚した同僚の結婚式に行ってきた!

会社の同僚がCAさんと結婚することになった。気がつけば机にお手紙と招待状がある。招待状を受け取った同僚は期待していた。「これで、CAさんと知り合いになれるな」とみんな思っていた。

結婚式当時はホテルに先に行った。受付をやっている後輩たちに祝儀を渡し、祝辞を読む部長がいるラウンジに向かった。

予想した通りだ。部長の緊張はピークに達していた。挨拶がとにかく苦手なんだ。

「お疲れ様です」

「お、早いじゃないか」

「部長が緊張して昼ごはんも食べていないのではと思いまして、お昼のおともにまいりました」

「はははははは、読まれていたか」

「どうですか?」

「大丈夫だ。500回くらい原稿読んだから大丈夫だろう」

と言って予想通り朝ごはんもまともに食べていなかった。

取引先との宴会でも昼飯を抜いて挨拶文の練習をしていた部長だ。かなり、緊張しているのだろう。

「少し食べますか?スピーチの最中にお腹がなっても困りますから」

「そうだな」

と言ってサンドウィッチを食べたながら気を紛らわせていたら、いいタイミングでもう1人部下がきた。

「部長お疲れ様です」

「お、お疲れ」

「私もサンドウィッチをいただきます」と言って話していたら

今日の新婦の話になった。

「どこで知り合ったんだ」

「聞くところによるとK君の妹がCAらしく、K君兄妹と一緒に釣りに行き釣った魚を食べる料理屋さんにCA仲間が来たらしいです。それが始まりです」

「釣りか。でかい鯛が連れたわけだ」

「鯛ですか?クエクラスではないでしょうか?」

CAさんを魚に例える部長が本当にオヤジくさかったけどね。

結婚式は美しい新婦の顔とスタイルが際立ち、隣にいる新郎は借り物用に見える。

滞りなく部長のスピーチも終わり部下一同安堵に浸る。

「普通に話せたな」

「ああ、かなり前から練習していたんだろう。今日はうまく話せていた」

式が終わり二次会に参加する若者たちは殺気だって会場に向かった。

30代の俺たちは帰ることにしようとしたら、新郎からメールが来た。

「会費払って帰るのは勘弁してくださいね」

「わかっているじゃないか。どうする?」

「顔出すか?」

同じホテルのラウンジに向かった。

新郎新婦が着替えてやってくるまでに、幹事が盛り上げてくれている。

「あの!同僚の方ですか?」とやってきた若い女性もCAさんらしく

丁寧にシャンパンを持ってきてくれた。

「ありがとうございます」

「とんでもございません。同じ部署なんですか?」と聞くから

「はい、直属の部下です」と答えると質問攻めが始まった。

「なんで、そんなに聞きたいの?」

「あのですね。会社にカッコいい先輩がいると聞いていたもので」

「ん、あなたが釣りガールの妹さん」

「はい。妹です」

「似てないね」

「あの、私は母に似てますの。なんとなく、似てるか?」

それから、釣りの話で盛り上がる。

釣りを仕込んだの我々2人なんだよ。

「東京湾の鯛はうまいですよ」と鯛の話をしたら

「連れて行ってください」ということになり

釣りに行くことになった。

桜鯛の季節は駿河湾がいいかな。

春になったら釣りに行こうねと約束して、ラインを交換した。

 

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